かたいパン

おはようといって「それはまりのパンだよ」と言われて、朝起きたら当然のように私が食べるためのパンが、私のパンがあるのはとても幸せなことだと思った。両親を悲しませたくないし、でも愛されたいし。なんのために生きているのか分からないリサさんはニューヨークに行ったそうだ。わたしはどこに行こう。誰かをすごく愛したいし、愛されたい。そればっかり。