それはながれるように

準備をしなければならないのも分かってるけど動き出せない。
無性に無償で愛されたい。ああ。
海で描いた砂絵はもちろん波でかき消された。

わたしは分かっているよ。めぐまれているって。
でもなんでだろう。大好きな友達と遊ぶときほど怖い。
もう私は誰かを好きになりたくない。
うそ。素直に好きになりたい。
でも駆け巡る、今までのいろんなこと。たいした経験でもないのに。

わたし彼のことは友情で好きになってはいけない。
それでいい。
だって彼は違うほう向いているんだもん。きっとね。
お酒の席では期待するな、笑うな私。
へらへらしてればいいよ。楽しませるだけに力を入れろ。